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神谷よしえ

「ごはんはエール」

食文化プロデューサーとして、食材の背景にある人、土地、歴史、暮らしの知恵を大切に、地域プロデュースや講座を行っています。私のテーマは「ごはんはエール」。 食の効率化が進み「孤食」が広がる今だからこそ、がんばる人の背中をそっと押す力がごはんにはあると信じています。 たった一つのおにぎり、一杯の調味料が、誰かの心に届くように。少しでもしあわせを感じる食の風景を次世代に伝えていきたい。私がめざすのは、百年先まで続くしあわせの食卓の風景です。

にぎりびと ライスツーリズム

にぎりびととして「ライスツーリズム」を提唱し、お米とごはんの力を伝える「おにぎり神谷」の活動を続けています。 佐賀嬉野「和多屋別荘」で始まりました。ここでは5代百年超にわたり伝統を守り続ける茶農家永尾茶飯事の永尾裕也さんと一緒に、お茶とおにぎりが、日本人のアイデンティティに響くひとときをお届けしています。 国内外問わず各地で、田植え、稲刈り、企業や地域イベント、学校での出前授業などでも、熱々のごはんを握って手渡す、にぎりびととしての活動を展開しています。 目の前で握るおにぎりをいただく瞬間の「しあわせ感」は、他では体験できない貴重な機会です。食の真髄と炊きたての記憶をお届けしています。

マダムゆずの「一流のゆずごしょう」

「マダムゆず」としての活動は17年。 かつて西日本一のゆずの産地だった大分宇佐院内のゆずを応援したいという想いから、2008年に大分県庁からの声がけで始まった「ゆずプロジェクト」。 2011年、銀座のフレンチレストラン「エスキス」のリオネル・ベカ氏から「マダムゆず」と呼ばれたのがその始まりです。 「ゆずごしょうには旬がある」をテーマにばあちゃんが縁側で作るゆずごしょうをイメージしながら、9月は青ゆず、11月には黄ゆずの旬に合わせて作るゆずごしょうは、本当に格別です。 料理マスターズのブランド認定をいただいた「一流のゆずごしょう」は、唯一無二の風味。こちらのサイトから日本中へお届けしています。

調味料ソムリエプロ

調味料ソムリエプロとして、長らく調味料の魅力を伝えてきました。知っているようで知らない「さ・し・す・せ・そ」基本調味料のこと。実は調味料の選び方で毎日の生活が劇的に変わります。 2011年から「調味料講座」を年間100回以上を開催、15年にわたる講座での受講生はのべ2万人以上にのぼります。 「大分乾しいたけ大使」として、原木栽培で育てられた大分が誇る乾しいたけの魅力も国内外に発信。香りと旨みが格別なこの伝統食材の価値を、暮らしの中で見つめ直す活動です。たった一杯で、いつもの料理がふっと別の表情を見せる驚きと喜びを、これからも届けていきます。 『大分県のしいたけ料理の本』(西日本新聞社刊)

台所だけの建物生活工房とうがらし

大分宇佐にある、台所だけの建物「生活工房とうがらし」。 ここは伝承料理研究家であった母・金丸佐佑子と父が1997年に建てた、日常の食を見直すための空間です。 明治40年に曽祖母ヤヨが起こした「ぬか床」。 祖母タカヨやナツエが伝えた食の知恵。 母が書き残した伝承料理のレシピの数々。 私はここで「誰かのためにごはんをつくること」「食べる人の笑顔」を肌で学んできました。受け継いだ大切な食の記憶を、今の暮らしに合う形で伝え直し、次の世代へと伝承していくことが、私の食文化プロデュースの根っこにあります。

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